5. アチェンガルゴンパ ちびっこ尼さんとの出会い | 因智喜旅遊 inchiki tour photo travelogue
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5. アチェンガルゴンパ ちびっこ尼さんとの出会い
Mon.21.08.2017 Posted in Eastern Tibet 2016-17
アチェンガルゴンパ、ここからが本編となります。




A big censer and many shoes in front of the nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 尼僧院手前の「亜青寺」と書かれた香炉とたくさんの脱がれた靴
アチェンガルゴンパに着いて、ドライバー君がその辺にいた数人に何やら尋ねたりしながら進んでゆき、車を停めたのは小さめな寺院の横だった。
「行ってこい」と促されたので車を降りてお堂に近づく。
お堂手前の香炉には『亜青寺』(ヤーチンスー。アチェンガルゴンパの中国語名)と書いてある。
そしてお堂入口の階段下にはたくさんの靴が並んでいる。
中で大勢の尼僧たちが修行しているのだろうか?





紺碧の空と尼僧院

Exterior appearance of a nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 尼僧院の外観
この雲一つない紺碧の青空はどうよ!
カラフル原色系な外観をしたお堂が朝の光を受けていっそう鮮やかで眩しいくらい。





スノーライオン

Entrance of a nunnery with a snow lion (or guardian lion), Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 尼僧院入口と狛犬に似たスノーライオン
お堂入口の左右には狛犬らしきものが。
ほほぉ、日本と同じなんや〜とその時はただ共通点が嬉しかっただけだったのだが、帰国後「でも狛犬って神社やなかったっけ?」とふと気になって調べてみた。
狛犬=神社って思い込んでたけど、Wikipediaによれば神社にもお寺にもいるものだそうで、元々は古代インドの守護獣としてのライオンだとのこと。
更に私が興味深かったのは、かのスフィンクスも同じ流れにあると知ったこと!
昔個人的に唐草文様の起源と変遷を調べていたことがあり、その時のワクワク感が甦った。
(興味のある方は読んでみてください→Wikipediaの狛犬のページ
あ、大事なこと忘れてた。こちらの寺院のは狛犬に似ているがチベット仏教の聖獣『スノーライオン』なんだそうだ。
以前『国』だった頃のチベットの国章であり、現在も亡命政府の旗にデザインされているとのこと。
そういえばネットでその旗見たことあったなぁ。





ファサードの装飾

colorful facade decoration of a nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 尼僧院入口上部の装飾
入口上部の装飾をアップで。
ただ派手なだけではなく、金色の部分には浮き彫りが、カラーの部分もグラデーションを使ったりして結構凝ったデザインだった。





お堂の中へ…

Interior of a nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 尼僧院の内装
ちょっと緊張しながら入口から靴を脱いで入ってみた。
あれ?あんなに靴が並んでいたのに人の気配がほとんどない…。
尼さんたちがずらりと並んで読経とかしているのかと想像していたんだけど。
でもこの堂内の雰囲気、過去に訪れたラサの記憶を一気に呼び覚ましてくれた。
それにしても、絨毯は敷いてあるものの暖房なんてない底冷えのお堂の床から裸足の足元へ伝わる冷気が半端ない!
外にいるよりも身体がどんどん冷えてくる。





お祈りをしている尼僧

A nun praying in the nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ お祈りをしている尼僧
がらんとした堂内で、ひとりお祈りをしている尼僧がいた。





ちびっこ尼僧登場!

A little innocent nun beckons us to come further into the temple, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ もっと奥へおいでと手招きしてくれる無邪気な尼僧の少女
お祈りをしている尼僧1人だけかと思ったら、小学校高学年くらい?のちいさな尼さん2人がいた。
私達の姿を見つけた彼女たちは最初ものすごくビックリした表情をした。
可愛いから写真を撮らせてもらおうとカメラを向けると「ヤダ〜!」って感じで逃げてしまう2人だったが、お堂を見学しに来たのだと気付くと『おいでおいで』とゼスチャーをして堂内を案内をしてくれることに。
これはおいでおいでポーズの時にすかさず撮った1枚。
頭の形がとても綺麗な丸型の、無邪気な笑顔が愛らしい尼僧ちゃん。顔は幼いが手にはしっかりと数珠。





ちいさなガイドさん

Little nuns showing us around the temple, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 寺院内を案内してくれるちびっこ尼僧たち
そうやって、ちびっこ尼僧2名の先導によるお堂ガイドツアー開始!
(見やすいように画像を明るめにいじってますが、堂内は本当はもっと薄暗いので全部ブレブレかつ高感度撮影なため画質悪いです)





仏像

Golden statue of a Buddhist saint in a nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 亜青寺内の仏像
堂内の奥の方にはチベット仏教らしい金色をした密教的な仏像・菩薩像が数体並んでいた。
ちびっこガイドが説明してくれるがチベット語だし分かるわけもなく。
自分たちの写真は嫌がる彼女たちだが、仏像に関しては「写真、写真!」としきりに促すのでとりあえずパチパチ撮った。
仏像もええんやけど、私はあなたたちの姿の方が撮りたいんや〜〜!と思いながら…。
そんなこと考えつつパチパチしていたらちびっこガイドの1人が私に向かって「さぁさぁ、こうやって仏様に祈りを捧げて!」と自身で見本を示しながら『五体投地』で祈ることを求めてきた(笑)
モッコモコに着膨れして首からカメラもぶら下げている出で立ちでの高速五体投地(1つの仏像につき3回!)はけっこうしんどかったよ。。。
でも彼女たち尼僧にとって非常に大切な仏像なのに違いないのだから、あたしゃ頑張って求めに従い仏像1体につき3度五体投地しましたよ!





カーテンを上げてくれる2人

Little nuns trying to show us outside view, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 外の景色を見せようとカーテンをよけてくれる尼僧たち
仏像が並ぶエリアを抜けると、窓の外に大きな金色の像が建つ丘が見えて「わーキレイ!」って言ってると、すぐに察した2人はわざわざ私達が外の写真が撮りやすいようにと背伸びしてカーテンを引っ張って除けてくれようとしてくれた。
私は彼女たちのそんな純粋な親切さと無邪気な仕草がまた愛おしすぎて心がきゅーーん。





カーテンを開けてくれるちびっこ尼僧

Little nun trying to show us outside view, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 外の景色を見せようとカーテンをよけてくれる尼僧
「これで外の像が撮れるかな?」って感じで背伸びしてカーテンを引っ張ってくれている純粋なちびっこちゃんとは裏腹に、ずるい私はそんな彼女の姿をフレームにしっかり入れてパチリ。
彼女は自分が一緒に写されているなんて考えてもいないはず…。





屋上へ

Thousands of nuns' houses view from a nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 尼僧院屋上から見た尼僧たちの住居群
お堂を一周した後、これで終わりかなと思ったら2人は私たちに屋上へ上がるよう促してくれた。
入口にたくさんの靴があったのは、殆どの尼僧が建物2階で勉強をしているからのようだった。
このちびっこたちがたままた1階にいたのはまだ彼女たちにはその勉強が早すぎるからだったのかな?
屋上へ上がる時、どちらからともなく自然と手を繋いで登っていた。
寒さと乾燥とでガッサガサになった冷たくて小さな手を繋いで階段を登る時、私はなんとも言えない気持ちになった。
実際の所は分からないし、これがチベットの伝統だと言われたら仕方ないんだけど、こんな小さな頃に自ら志願して寺に入ったわけではないのでは?とか想像すると切なくなってしまって。
私とペアになった子は手を繋ぐととっても嬉しそうな顔をして、私の手がまるで母親の手であるかのようにギュッとしっかり握ってくる。
かわいいちびっこ尼さんガイドとの触れ合いという嬉しさとともに、まだまだお母さんに甘えたい歳だろうに…とか切ない感情も湧いてきて、複雑な気持ちになってまた心がキューンとなった。
そんなことを考えながら屋上に着くと、眼下にはアチェンガルゴンパの1万人くらいいるとされている尼僧たちの僧房群が太陽の光で陰影を作りながらずっと奥まで広がる様子が見えた。おおースゴイ!!





お堂群と雪山

Landscape view from a nunnery, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 尼僧院屋上からの眺め
見る方角を変えると、今いるお堂のカラフル壁の一部越しに別の2つの大きなお堂のようなものと、その奥には瞑想小屋が点在して更に奥には雪を被った山並みが一望。





開放感

Lovely little nun smiling at the rooftop, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ 寺の屋上に連れて行ってくれた可愛い尼さん
1階ではあんなに写真に写りたがらなかったのに、屋上という開放感からか、ここでは尼僧としてというより普通の小さな女の子として若干恥ずかしそうに可愛くポーズ取ってカメラに向かってくれた。
無垢な笑顔が本当に可愛らしすぎてたまんねぇ〜〜!





ありがとうちびっこ尼僧ちゃん!

Cute little innocent nuns, Yarchen Gar アチェンガルゴンパ とっても可愛い仲良しちびっこ尼僧
案内してくれた2人の記念写真。とっても仲が良さそうやね。
以前ウイグルで撮ったポートレートを次の旅行に持ってきて被写体になってくれた人たちに渡して歩いたことがあり、この写真もいつの日かまたアチェンガルゴンパに再訪して渡すことが出来たら最高だろうなぁ。
キーンと冷えた朝9時半の屋上で、靴を履いてない足元は冷えすぎてジンジンしていたけど、そんなことはどうでも良くなるくらいにちびっこ尼僧の純真無垢な姿に心はぽっかぽかに暖かくなっていた。
まだアチェンガルゴンパ着いてすぐだが、彼女たちに出会えたお陰でもう既に「ここに来てよかった!」とかなり心が満たされてしまった私であった。





お堂の横の門

A gate in Yarchen Gar アチェンガルゴンパ内の門
屋上から降りて、ちびっこ尼僧コンビとお別れしてお堂を後にした。
上に書いたようにちょっと色々想像して切なくなったりはしたものの、見上げる空はステキな思い出を作ってくれたあの2人のように澄み切っていて、尼僧院の横に建っていた美しい門を撮る時にもそんな余韻を感じながらシャッターを押していた。
これからも延々と続くであろう修業の日々、仲間たちと一緒にしっかりと一人前の尼僧さんになっていくことだろう。
アチェンガルゴンパは彼女たちにとっては部外者が言うところの『秘境』でもなんでもなく、ただ毎日修行と祈りと生活を営む『日常の町』なのだ。
自分も完全に物見遊山な観光客の1人だから偉そうな事は言えないけど、今後もこの地が『開発』の名のもとに変わっていってしまわないことを願ってやまない。





外に出てしばらくドライバー君を待っていたが見当たらない。
どうしたもんかと思っていたら2階にいた尼僧たちが勉強を終えたのかゾロゾロと建物から出てきた。
おっ!これはまた激写チャンスやないの!?
というわけで、次回はお堂の外を行き交う尼僧たちの様子をひたすら並べたエントリーになる予定です(笑)





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Tag: 旅行 写真 東チベット チベット 甘孜 カンゼ アチェンガルゴンパ お寺 尼僧 尼さん

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