朝ご飯代わりのラッシーを一気飲みしていざ『アンベール城』へ!
ジャイプール市街地から車で北へ走った少し郊外にある世界遺産のお城だ。
今日の夜行列車の時間までシゲタトラベルさんでチャーターした車があるから楽々移動でアンベール城に到着。
名物『象のタクシー』せっかくアンベール城に来たからには体験したかったのがこの『象のタクシー』!
駐車場からフォートの入口までは自力で歩くか象に乗るかなのだが、ここはやはりお上りさんらしく。
早い時間に着いたつもりだったのに既に象乗り場には長蛇の列でビックリしたけど、象はたくさんいて思ったより早く自分の順番がやってきた。
象乗り場からゾウさんは背が高いので、順番が近づくと櫓のような象乗り場へ登る。
直接ゾウにまたがるのではなく荷台のような椅子に腰掛けて乗るようだ。
坂道を登るさて私の順番がやってきてゾウさんの背中の椅子に乗り出発〜。
ラクダやロバやヤクには乗ったことがあるがゾウは初めての体験。なかなか豪快に揺れる!
私が乗った象ドライバーは歌を歌ったりすれ違う同僚に声をかけたり陽気な人だった。
しかし、乗っている間何度も「チップくれや」と要求され、それだけが鬱陶しくて残念…。
(乗り場にも降り場にも『ノーチップ』と掲示されていた。皆さんどうしてるのかなぁ?)
かわいいペイントのゾウさん宮殿入口で客を降ろして再び乗り場へと坂を降りていく象タクシー。
蓮の花がペイントされたこのゾウさんがとても可愛かった。
ただ、帰国後にネット上で象タクシーは動物虐待だと言ってる団体があると知り、うーんそう言われたらそうだけど…とちょっぴり複雑な気持ちになってしまった。
振り返ると登っている途中で後ろを見るとめっちゃ続々と登ってきていた。
動画でどうぞ!今回の旅行ではちょこちょこ携帯で動画を撮ったものもアップしていけたらと思っています。
象タクシーの様子を動画でどうぞ〜。
※音が出ます
象の次は猿象タクシー終点に着いて宮殿に入るまでの途中で、何人かの人たちが何もなさそうな所で写真撮ってて何かと思えばおサルさんたちだった。
顔が黒くて日本の猿とは違うねぇ。
小猿ちゃん走ってる小猿ちゃんを激写!慌てて撮ったからブレてるけど(笑)
ぴょーんとなった尻尾が可愛くて、ちょうど2016年申年だったので帰国後さっそく年賀メールで使った一枚。
アンベール城からの眺め山城になっているアンベール城から見下ろしたジャイプール郊外の眺め。朝の霞んだ感じがなかなか良いね。
右下辺りに登ってくる象タクシーたちも見える。
連続アーチインドもまたアーチを多用した建築が多く、アーチマニア的には「たまらん!!」場所がいくつもあってニヤニヤ。
特に連続アーチにはゾクゾクする私なのだが、ここではたまたま鮮やか衣装のインド人女性が佇んでて更にフォトジェニック🎵
ガネーシャ門宮殿群に入るまでが長くなってしまったが、やっとここから宮殿見学開始。
まず初めに目に入るのは、アンベール城の見どころの1つ、『ガネーシャ門』。
ちらっと見るとペルシャ文化圏にあるようなモスクの入口にも似てて、でもやっぱりインド的で、イスラム(ムガール)建築とヒンズー建築が混ざってとても魅力的!
ガネーシャ門の装飾ガネーシャ門のアーチ(イスラム建築で言うと『イーワーン』)部分をアップで。
なんとまぁ乙女チックな装飾♥
真ん中にインドの象の姿をした神様ガネーシャ、その横には糸杉(生命の樹の象徴?)、そして周囲にはたくさんのお花が。
私的にはアーチ上部のコスモス唐草に心奪われた!
白い連続アーチそしてまた連続アーチ。好きなもんで…。
お掃除の女性はアクセントで良いとして、やる気なさげな警備員は邪魔なのかインドらしさが出ていいのか微妙なところ(笑)
鏡の間こちらも見どころの1つ『鏡の間』。
中には入れず入口から覗いて写真を撮るしか出来ないのだが、たくさんの観光客がいるので覗ける場所は人だかりでちょっと大変だった。
やはりイランの宮殿建築と似ている。
細かな装飾鏡の間がある建物の天井と壁は、鏡のモザイクが埋め込まれてかなり細やかな装飾が施されていた。
作られた当時は鏡は貴重品だったことを考えるとかなりの贅沢っぷりだったんだろうなぁ。
中庭アンベール城は中庭を囲んで複数の建築が取り囲んでいる。
ラブリーな壁 その1こんな可愛い壁もあった。
透かし彫りの窓もステキだが、パステルカラーの香水瓶のような装飾が好き(これもイランの宮殿に似てる)。
<参考>
27. イスファハン アーリー・ガープー宮殿
ラブリーな壁 その2こちらも優美な浮き彫りの壁。
これに似てるけどもっとキレイで有名な壁があったらしいんだけど知らずに見逃してしまったトホホ。
快晴見上げるとこの快晴。夏は暑すぎて絶対無理やなー。
アンベール城から見たジャイガル要塞アンベール城の近くで更に高いところに『ジャイガル要塞』という城砦がある。
今回は時間の都合で行かなかったが、アンベール城から見る外観はかなりそそられるものがあった。
山を伝う壁がまるで万里の長城のよう。
庭を見下ろす宮殿の上の方から中庭を見下ろす。遠くにはジャイガル要塞。
時期的なものか、お花が咲いてなかったのが残念。
透かし窓から宮殿内の透かし彫りの窓はイスラム的な幾何学文様でこれもまた私好み。
お決まりのトンネル構図で撮ってみた。
記念写真インド人に限ったことじゃないけど、とにかくみんな写真好きやねぇ。
写真好きちゅうても私の場合は撮るのが好きで写るのは苦手。
でも大多数の人は写るのが好きなようで、ちょっといいなと思うような場所は記念写真撮る人たちが次々とやって来るので人が途切れるのを待つのもなかなかに大変だ。
たまに風景を撮るフリして勝手に記念写真の見知らぬ人を撮っちゃうんだけどね。
こういうのって撮って自分で楽しむにはまだ許されても、ご本人の知らないところでネットにアップしたりとか本当は良くないんだろうなと思うし葛藤があるんだけどついついやってしまう。
私としては写ってる人が素敵だなと思うからアップして、見てくださる方々とその素敵さを共有したいだけなんだけど…(言い訳)
アンベール城は以上ですが、ジャイプール観光はまだまだ続きます。
次回はアンベール城近くのスポットを回って市街地に戻ります。
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