2014年04月 | 因智喜旅遊 inchiki tour photo travelogue
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9. フィルザバード 〜カシュガイ族の民家 2
Sun.27.04.2014 Posted in Iran 2013-14
フィルザバード(フィールーズ・アーバード)日帰り旅、まだまだ続きます。

絨毯を織っていた家にも結局ギャッベは無かったので、そこで紹介されたのかドライバー氏の知り合いかは不明だけど、ある1軒の民家へやってきた。
先ほどの家はいかにも村の集落の中という感じの素朴な家だったが、ここは広い庭を持つかなりの豪邸!




豪邸の居間に入ると…

Qashqai men talking with tea, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、チャイを飲んで語らうカシュガイ族男性たち
いきなり豪邸にやってきてドキドキしつつ中へ。
めっちゃ広〜い居間の一角でおじさんたちがチャイを飲みつつ談笑しているところだった。
ソファもあちこちにあるのに床に座ってくつろいでるのが面白い。
やっぱりその方が落ち着くんだろねぇ。
そしてここでも正座してる人が。





もぎたて柑橘類

Fresh orange and lemon in Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、新鮮な果物
私達は床ではなくソファを勧められて、家の庭で実ったレモンやオレンジがテーブルにどどんと置かれた。
レモンは普通そのままじゃ酸っぱすぎて食べられないがここのは酸味が少ない品種なようでペロリといただけた。
お花柄のテーブルクロスもかわいい!
このご家庭ではキリム類もあちこちに置いてありどれもステキで色々拝見させていただいた。
店で売られているのを見てもピンと来ない事が多いが、こうやって実際に生活の中で使われているものを見るのが私は好きだなぁ。





とうとうギャッベ登場!!

Gabbeh and a qashqai woman in local house, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、民家のギャッベとカシュガイ族女性
ギャッベはここでも無さそうだが…と思ったらどこからか持ってきて広げてくれた。
お〜!とうとう売り物ではないカシュガイ族の『彼ら自身の生活で使われてる』ギャッベが目の前に!
ギャッベ独特のプリミティブでおおらかなデザインがいいわ〜。

同じイランの織物でも、床に敷いてあるいわゆるペルシャ絨毯的なものとはまったく異なった趣。
調べたところによれば、ギャッベはその素朴さゆえに元々イランでは遊牧民が使ってるゴミみたいな敷物として価値がないとされていたのが、カシュガイ族を主題とした映画『ギャッベ』にも影響されて欧米を中心に人気が高まったとのことだ。
日本でもペルシャ絨毯ほどじゃないにしても、そこそこのお値段で売られている事が多い。
観光客目当てなバザールではギャッベを扱う店はそれなりにあるのに一般家庭で見つけにくいのは、もしかしたら現在でもギャッベ人気は外国人が中心で現地民にはそれほど価値があると見なされず、あまり家にも置いてないのかもしれない…と勝手に推測。






粘土で遊ぶ女の子

A smiling girl in Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバードの少女
1人で粘土で遊んでいたこの家のお嬢ちゃん。
最初は人見知りしておとなしかったがだんだんと打ち解けて笑顔に。
打ち解けた後は別人のように家の中走り回ってオテンバさんぶりを見せてくれた(笑)





家庭料理でのもてなし

Lunch time in a local house, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族民家での昼食
予想外なことに、このご家庭でランチを一緒にいただくことが出来た。
野菜やお肉のあっさりした煮込みやヨーグルトサラダや色々美味しかったけど、一番印象的だったのはパリパリのおこげ!!
香ばしいおせんべいのようで最高にウマかった♥
これは旅連れKさんが「さぁさぁもっと食べなさい」とお皿に盛られてるの図。
この時の食事がイランで食べた全ての食事で一番美味しかった。
イランでは外食産業はあまり発達しておらず店で食べてもイマイチ美味しくないと聞いていたが、なるほどその通りかもと納得した。
外食が全てマズイわけでもなく、前日のニヤシュホテルの晩ご飯もかなり美味しかったけどね。
でもやっぱりこのご家庭のごはんが一番だった!





サプライズ再登場

A qashqai girl wearing ethnic costume, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、民族衣装を着て踊る少女
お嬢はこれから学校へ行くとご飯の後ママと出て行ったのだが、しばらくすると鮮やかな民族衣装姿になってサプライズ再登場!!
超ハイテンションでカシュガイ族の踊りを見せてくれた。
サプライズに私達も当然テンション上がりまくり!





ポーズ取るお嬢

A qashqai girl wearing ethnic costume, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、民族衣装を着て踊る少女
こんな小さいのに踊りはいっちょまえ!
まるでウイグルにいるかのような錯覚をしてしまう。
暖色系のカーペットやキリムに青いドレスが映えてて最高。
動きが早くて写真がブレブレになってしまったのが悔しい〜。





スカートひるがえし

A qashqai girl wearing ethnic costume, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、民族衣装を着て踊る少女
カシュガイ族もトルコ系民族だからか、クルクル回転する踊り方もウイグルやウズベキスタンに共通していた。
めちゃラブリー。





なりきりお姫様

A qashqai girl wearing ethnic costume, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、民族衣装を着てポーズする少女
ポーズも慣れたものやねぇ。ちっちゃな手に塗られたマニキュアもかわいい。
念願のジモティギャッベ見て家庭料理いただいて、そしてキュートなおてんば姫に出会えて本当に良い思い出が出来た。





羊の群れ

Sheeps walking on the road, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、羊の群れ
豪邸の家族の方から、彼らの知り合いのギャッベを扱っているらしい会社(?)を紹介されて、お次はそこへ向かうことになった。

途中、羊の一群に出会った。
遺跡と遊牧民テント訪問だけな日帰り旅かと思ってたのだが、ドライバー氏のエエ仕事っぷりのおかげで気が付くとなかなか濃い1日になっていた。





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Tag: 旅行 写真 イラン フィルザバード フィールーズ・アーバード カシュガイ族 民家 ギャッベ 絨毯

8. フィルザバード 〜カシュガイ族の民家1
Sun.20.04.2014 Posted in Iran 2013-14
シラーズ(シーラーズ)からフィルザバード(フィールーズ・アーバード)への日帰り旅の続きです。
カシュガイ族の遊牧民テントから集落のある場所へ移動、ギャッベに出会うことは出来るのか?




カーペットの図案

Design paper for qashqai carpet, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族カーペットの図案
遊牧テントがあった山方面から集落のある場所へ移動した。
ドライバー氏が道にいた人たちに聞き込みをしてくれて、ギャッベを作ってる家を見つけてくれた!
中に入ってみると、おお!織りかけのギャッベ!!…ではなくて、ここではカシュガイ族のトライバルカーペットを作っていた。
ギャッベには図案はなく織手の心の赴くままに織っていくと聞いていたからデザイン画があって「あれ?」と思ったらやはりギャッベではなかった。
パイルの毛を刈り込む前の毛足が長い状態だったから一瞬ギャッベかと勘違いしてしまった。





絨毯を織るカシュガイ族女性

A qashqai woman weaving a carpet, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族カーペットを織る女性
いきなりの訪問者たちを快く迎え入れてくれた家の女性、さっそく実演して見せてくれた。





手際よく織ってゆく

A qashqai woman weaving a carpet, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族カーペットを織る女性
すごい速さで織っていく女性。早すぎてどうやって作っているのかさっぱり分からなかった(笑)
部屋の中でカメラのシャッタースピードが遅くなるからブレブレだらけでなかなかいいショットが撮れない。





絨毯の目を整える

A qashqai woman weaving a carpet, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族カーペットを織る女性
大きな櫛のような道具で織った絨毯の目をキッチリ固めていく。
この作業もとても早いから、数撃ちゃ当たるかも方式でとにかく連写した中の1枚だ。





織りかけのカーペット

Weaving Qashqai carpet, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、製作中のカシュガイ族カーペット
織りかけのカーペットと染められた毛糸たち。
図案の紙は一応あるけど全然見ずに織っててすごいなぁと感心。





民族衣装の女性たち!

Qashqai women ina local house, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、民家のカシュガイ族女性
日本人に興味津々?で私達を見ていたカシュガイ族の女性たち。
このような民族衣装姿も随分減ってしまっているらしいが、ここで見られてめちゃラッキー♪





チャイで休憩

Qashqai woman making tea, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、チャイを入れるカシュガイ族女性
織るのをひと休みして私達のためにチャイをふるまってくれた。
左側の男性がドライバー氏だ。ドライバー氏、正座してる…。イランも正座文化なのか?





チャイと道具たち

Tea time during weaving carpet, Firuzabad, Iran フィルザバード、チャイと絨毯を織る道具たち
チャイと絨毯づくりの道具たち。
私達は形がいびつで素朴な角砂糖がツボにはまった。
日本や欧米の真っ白でキレイな角砂糖に慣れた身にはこの素朴さがかえって新鮮で、味まで美味しく感じられたものだった。





談笑するカシュガイ族の男女

Qashqai people talking in a local house, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、民家で談笑するカシュガイ族男女
家の入口で座り込んでお喋り中のおじさんとおばさん。エエ感じ〜。





絨毯を織る道具

Tools for making qashqai rug, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族の絨毯を作るための道具
年季が入った絨毯づくりの道具たち。
目を整える大型の櫛には小さな輪っかがいくつか付いていて、整える際にシャンシャンシャンとリズミカルな音が鳴るようになっていて、まるで楽器のようでステキだった。





毛糸を撚る女性

Qashqai woman spinning a wool yarn, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、ウール毛糸を紡ぐカシュガイ族女性
今度は家の庭でおばあちゃんがカーペット用の毛糸を紡ぐ作業を見せてくれた。





鮮やかな民族衣装

Qashqai woman spinning a wool yarn, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、ウール毛糸を紡ぐカシュガイ族女性
色鮮やかな民族衣装がカッコいい。
カシュガイ族はトルコ系の民族で、私の大好きなウイグルの古都「カシュガル」と音が似てるから何か関連があるのかも?と調べてみたがよくわからなかった。
ご存知な方いらしたらご教示ください…m(_ _)m





織りかけ絨毯の断面

Weaving Qashqai carpet, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、製作中のカシュガイ族カーペット
私達が見たかったギャッベではなくカーペットではあったけど、さっきのテントでは見られなかったものが見られたので大満足。
テントと民家の両方に行けたのも、結果として良かった。





白いスカーフの女の子

Qashqai girl, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバードのカシュガイ族少女
そろそろおいとま…と外にでると、白いスカーフ被った美少女ちゃんがいた。
カメラ構えるとちょっと怖がってしまったようでゴメンね。





美少女ちゃん

Qashqai girl, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバードのカシュガイ族少女
快晴の強い日差しでスカーフが影になってなかなか写真が撮れないでいるのを見ていたこの子のママさんらしき人が、撮りやすいようにと女の子のスカーフを外してくれた。
よそ者に慣れていないからか笑顔を見せてはくれなかったけど、憂いを含んだ表情もまた良いね〜。





こうして、結局ギャッベではなかったがカシュガイ族の民族カーペットを織ってるところが生で見られて、フィルザバード訪問の大きな収穫の1つとなった。
ちなみに、家を出る際にドライバー氏が私達に、「子どもたちのために少しお金を渡してほしい」と言った。
正直言われた時はちょっと驚いたのだが、実演していただいたお礼を兼ねて3人で少しずつ出して渡した。
実演のギャラとしてお金を出してと言われるより子どものためと言われた方が心情的に出しやすい。
出しやすい言い方を選んだのか本心でそう言ったのかは不明が、ここまでのドライバー氏を見ていたらとても真面目な方そうなのできっと本心からそう言ったのだろう。
心ばかりの少ない金額だけど、あの美少女ちゃんたちの生活費・教育費の足しになれば幸いだ。






Tag: 旅行 写真 イラン フィルザバード フィールーズ・アーバード カシュガイ族 絨毯 遊牧民

7. フィルザバード 〜カシュガイ族のテント
Sun.13.04.2014 Posted in Iran 2013-14
フィルザバード(フィールーズ・アーバード)に来た一番の目的は「遊牧民に会って手織り絨毯(ギャッベ)を見せてもらう」事だった。
アルダシール宮殿を出発して何もなさそうな道を走っていくドライバー氏。
遊牧民は見つかるのか?そしてギャッベは見られるのか??




荒野を歩くカシュガイ族女性

A qashqai woman walking in the field, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、荒野を歩くカシュガイ族女性
走りながらどこかに電話してるドライバー氏を見て、「観光用の『見かけだけのなんちゃって遊牧民』と連絡取り合ってるのでは?」などと訝しげに思っていると、乾ききった山あいにそれらしき黒いテントが3つほど見えてきた!
そのうちの1つに近づいていき車を停めた。おばあちゃんっぽい女性が歩いている。





おばあちゃんと犬

A qashqai woman and a dog, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族女性と番犬
獰猛そう(職務に忠実)な番犬がいたのといきなり東洋人3人がやってきて警戒されないために、ドライバー氏は「ここで待ってて」と彼だけがまず女性に近づき話をしてくれた。
ドライバー氏、なかなか慎重な方だ。





カシュガイ族の黒いテント

Black qashqai tent in Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族の黒いテント
女性がOKしてくれたので私達もテントに歩いていった。
旅に出る前の情報収集で見ていたカシュガイ族のテントも黒かった。
テントといえば自分はモンゴルやキルギス族などの白くて丸いテント(パオとかユルトとか)を想像するのだが、カシュガイ族はこのような黒いテントなようだ。





甘辛ミックス

A qashqai woman walking in the field, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、荒野を歩くカシュガイ族女性
花柄のスカートにミリタリージャケット姿。ファッション雑誌的に言うとイマドキな『甘辛ミックス』ってやつ!?
荒野の風になびくスカートがカッコいい。





ウールのロープ

Hand made wool rope for nomad tent, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、ウール製の手作りロープ
ドライバー氏は観光ガイドではないから英語がほんの少し出来るだけで女性との会話を通訳出来るレベルではなかったのが残念。
だけど、このロープは羊の毛で手編みしたものだという程度の事は理解できた。





おばあちゃんの手

Qashqai woman and her black tent, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族の女性と黒いテント
ちょっとエエ感じなショットも撮ることができた。
日焼けして皺の多い手を見て、彼女の人生への想像が膨らむ。





テントの内部

Inside of Qashqai nomad tent, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族テントの中
テントの中を見せてもらう。あれ?カーペットもギャッベもないやん?
「ギャッベは?」と尋ねてみると、夏の間に織ったものを冬までに売ってしまうので今はないらしい…ありゃりゃ残念!売り物ではなく生活の中で使われている古ぼけたギャッベが見られることを妄想してたのだが。。。
現実はこんなもんかな。





おばあちゃんの顔

Portrait of a Qashqai woman, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族女性のポートレート
カシュガイ族はトルコ系遊牧民だが、やはり時代の流れで現在は純粋な遊牧民は数が減ってほとんどが定住もしくは半遊牧になってしまっている。
旅連れKさんがギャッベにハマったのをきっかけにギャッベを作っているカシュガイ族に興味を持ち、今回の旅で彼らに出会えるのを楽しみにしていた。
生活の中で使われているギャッベは見られなかったが、一応テントとカシュガイ族には出会えたからまぁえっか〜。





放牧の動物たち

Animals walking in grazing land, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、放牧される動物たち
放し飼いの羊や山羊たち。この子たちの毛でギャッベが織られるのだろう。





バイクに乗る男性

A man riding motorcycle, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、バイクに乗る男性
おばあちゃんと別れて別のテントに向かってみる。
途中で出会ったバイクに乗ったお兄さん、青空と荒野に日焼けした顔がよく似合っていた。





テントと子馬

Brack tent of Qashqai nomads, Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバード、カシュガイ族の黒いテント
別のテントに到着。
しかしここでは「テントはいいけど自分たちの写真はNG」と言われてテントと子馬ちゃんの写真だけ。
ん〜、なんかちょっと消化不良やなぁと思いながら車に戻った。
情報収集では「カシュガイ族はフレンドリー」と書いてあるのを見ていたが、さっきのテントでも実はおばあちゃん以外の家族もいたんだけど近づいてもくれなかったし。
まぁたまたま人見知りなテントたちだったのかもしれんし、そうそういつもウイグルでのようにチャイで歓迎してもらえるわけではないと分かっちゃいるんだがね…。
でも旅行会社と契約してる観光用なんちゃって遊牧民ではなかったので良かった。
とはいえ出会ったおばあちゃんも年中テントで暮らしてる完全な遊牧民ではない(車もあった)ようだったので、正しくは『リアル半遊牧民』ってところかな。

車に乗るとギャッベやカーペットが見たいという私達の希望を知ったドライバー氏が別の場所へ向かっていった。
果たして我々の希望は叶うのか!?






Tag: 旅行 写真 イラン フィルザバード フィールーズ・アーバード カシュガイ族 テント 遊牧民

6. フィルザバード 〜アルダシール宮殿
Mon.07.04.2014 Posted in Iran 2013-14
今日は私達の今回の旅の大きな目的の1つ、遊牧民『カシュガイ族』に会うために車チャーターしてシラーズ(シーラーズ)からフィルザバード(フィールーズ・アーバード)という町へ日帰りで行く日だ。
町には遺跡もあるらしく、そこにも寄ってもらいながら行く予定になっている。
長〜〜い1日だったので、まずは遺跡から。
前日にペルセポリスの“おまけ”だったはずのナグシェ・ロスタムが思いがけず印象に残ったのに続き、ここの遺跡も私にとっては予想外に素晴らしいものだった。




フィルザバードへ出発

Gus station on the way from Shiraz to Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバードへの途中にあるガソリンスタンド
昨日知り合って一緒に晩ご飯食べたAちゃんも飛び入り参加することになり、私達3人と運転手さんの4人でシラーズのホテルを出発。
この写真のように、イランではけっこう年季が入ってそうな車がほとんどだ。特にプジョー率が異常に高い。
ペルシャ文字ナンバープレートが可愛い。
フィルザバードまでの途中ガソリンスタンドに寄ると…、





ガソリンスタンドの壁

Gus station on the way from Shiraz to Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバードへの途中にあるガソリンスタンド
フツーのガソリンスタンドなのに壁には美しいアラベスク模様のペルシャンタイルが!
さすがペルシャ〜。





ニヒルな兄ちゃん

Iranian nice guy イケメンのイラン人男性
ガソリンスタンドの濃い系(イランでは普通系?)な俳優みたいなイケメンさん。
上がった口角がちょっとニヒル。





朽ちた古い橋

Bridge of Kavar on the way from Shiraz to Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバードへの途上の橋
フィールーズ・アーバードに近づいてきた頃、ローマ水道橋のような古いアーチ橋が見えた。
おおー!と言ってたら運転手さんが道端に車停めてくれた。
真ん中が崩れ落ちてしまっていたがこれはこれで朽ちた感じが味わいある。
しかし今日も快晴やね〜!





山の上の城跡

Qal'eh Dokhtar on the way from Shiraz to Firuzabad, Iran フィールーズ・アーバードへの途中にある遺跡
その後すぐ、今度は山の上に崩れた城のような遺跡が見えるところでふたたび写真ストップ。
帰国後調べたらサーサーン朝の遺跡だそうだ。
運転手さんが登るか?と聞いてきたがかなり登るのしんどそうなので「いや、いいです」と即答したヘタレな私達であった(笑)
今になってみればついてに行ってみたらよかったなどと思ったりもするが、この時は「今日の目的はカシュガイ族で遺跡はオマケ」と考えていたんだよなー…。





道端ピクニック

Picnic on the way from Shiraz to Firuzabad, Iran 路上のピクニック
すると、その場でおもむろにポットやお菓子を出してきたドライバー氏。
いきなり道端で朝のピクニック開始!
さすがイラン人、やはりピクニックは不可欠なんやねぇ。
快晴だけど肌寒い朝、遺跡を眺めながらのチャイは身体にしみわたってとっても美味しかった。





いきなり遺跡出現!

Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿外観
更に車を進めていくと、フィールーズ・アーバードについての予備知識がほとんどなかった私達は大きくてカッコいい遺跡が突然見えてきてビックリ!興奮!





アルダシール宮殿前面

Entrance of the Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿外観
入場料を払って遺跡正面に回ってみると、中央アジア〜イランでよく見かけるモスクなどのイスラム建築みたいなでっかいアーチ型のホール(イーワーン)が。
しかしこれも帰国後に調べて知ったのだが、ここは『アルダシール宮殿』という名の遺跡でイスラームが入ってくるよりずっと以前のサーサーン朝の宮殿跡だった。
サーサーン朝を築いたアルダシール1世の宮殿だそうな。
つまり、イスラム建築の方がこのスタイルを真似て継承したってことだったのか!
イスタンブールのアヤソフィアがモスクに似ていると思ったら逆にモスクがアヤソフィアに似せていたってのと同じかもしれない。





中に入ってみる

Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿
宮殿の中に入ってみる。
外観もカッコ良かったけど中もステキやないの。
アーチ好きなのでかなりワクワク感が高まってきた!!





宮殿から見たフィルザバードの景色

Field view from the Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿から見た景色
遺跡の周辺にはのどかなフィルザバードの風景が広がっている。





ドームと天窓

Oculus in the dome, Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿、ドーム天井の天窓
メインの部屋に入ってみてまたまたビックリ。
ドーム天井にはローマのパンテオンのような丸い天窓がぽっかりと!
レンガ積みのドームと青空のコントラストがなんとも美しい…。
あたしゃこーゆーの大大好きなもんだから、美しさと嬉しさで感動の身震いをしてしまった。
それにしても、特に期待をしていなかった遺跡でこのようなパンテオン風の天窓やイスラム建築の原型っぽいイーワーンを目にすることが出来るとは思ってもみなかったなぁ。





チャイセット

Tea set for restoration workers, Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿、修復職人さんのチャイセット
宮殿内では足場を組んで修復工事が行われている部分があった。
工事の人たち用と思われるチャイセットがちょこんと置いてあり、ボロいヤカンがやたらと遺跡にマッチしていた。





中庭の壁

Walls in the Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿の壁
中庭のような屋根のない場所で空を見上げる。
装飾アーチのギザギザがかわいい。





アーチ型壁龕

Arched niche in the Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿、アーチ型壁龕
3重アーチになっている壁龕。ただの窪みか、そこに何かはめ込んでいたのか…何に使われていたのだろう?
そういうのを想像するのも楽しい。





アーチたまらん!

Arches in the Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿のアーチ
アーチと影、そして細い窓から見える青空が織りなすコンポジション。
あ〜〜たまんない!!





ぐねぐねした屋根

Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿外観
裏側から外に出て遺跡外観を眺める。
風や水による侵食のためか、面白い感じにぐねぐねしてて、ファンタジー映画のセットかアニメの世界のよう。
ここに辿り着く直前に道からこのぐねぐね屋根が見えてきた時、3人して「映画みたい!」と大はしゃぎしていた。
その時写真に収められず、宮殿に辿り着いた時には近すぎてぐねぐね部分が見えず残念に思っていたが、裏側からぐねぐねを見られたから良かった。





職人さん休憩中

A restoration worker on his break, Palace of Ardashir, Iran アルダシール宮殿、修復職人さん休憩中
工事のおじさんが座り込んで何かしていた。
何してるの?とゼスチャーで尋ねると、草を燻した煙を手で顔にこすりつけて見せた。
薬草なのだろうか?





宮殿と池

Palace of Ardashir and a pond, Iran アルダシール宮殿と池
宮殿正面に戻る。
前には小さな池があり、そちらの方まで歩いてみた。
枯れた遺跡に枯れたススキのような草。それだけでも味わいあるけど、瑞々しい池があることによってなんかホッとするし、一層遺跡の乾いた感じが引き立っているようにも思える。
アルダシール1世はじめサーサーン朝の人たちも、宮殿から池を眺めていたのだろうか。





イスラムの墓地

Palace of Ardashir view from the islamic tomb, Iran アルダシール宮殿とイスラムの墓
池の横辺りはイスラム墓地になっていた。
食べ物のゴミが周囲に落ちていたので、きっとここでもイラン人はお墓参りついでに(?)ピクニックするのだろう。
ネットで画像検索してみると春には赤いポピーがこの辺りに咲くようだ。
そんな季節にも来てみたいな。





まったく予想外だった素晴らしい遺跡に大満足して、いよいよ今日の本命である遊牧民カシュガイ族のテント探しに出発だ!





Tag: 旅行 写真 イラン フィルザバード フィールーズ・アーバード アルダシール宮殿 サーサーン朝 遺跡

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